肺がんの予防

肺がんを予防する食べ物

食べ物によって肺がんを予防することは可能でしょうか? ある研究によれば、キャベツやブロッコリーといったアブラナ科の野菜は、肺がんの発生を抑制する効果があるとされています。アブラナ科の野菜に含まれるグルコシノレートという成分が調理や消化の過程でイソチオシアネートという物質に変化し、このイソチオシアネートが発がん物質の働きを抑えて、細胞の外へ排出する働きを持っている、といいます。


また、“抗変異原性”や“抗発がん性”があるとされる「フラボノイド」を含む野菜やフルーツが、肺がん予防に効果があるとする報告もあります。フラボノイドは抗酸化作用を持つポリフェノールの一種であり、細胞を活性化させ、活性酸素を抑制して免疫機能を高めます。


フラボノイドには、大豆に含まれているイソフラボンや、ベリー系の果実に多いアントシアニン、お茶に含まれる成分として知られるカテキンなどの種類があります。


これらフラボノイドを含む食品を摂取することで、肺がんにかかりにくくなるという研究成果が報告されており、例えばお茶に含まれるカテキンは、一日に4mgとることで肺がん予防に効果があり、肺がんの発症リスクを51%抑制する、とのデータが報告されています。


この他、肺がんの発症リスクを抑える効果があるとされる食物は、ビタミンCを多く含むパセリやピーマンなどの緑黄色野菜、レモン、アセロラ、キウイフルーツ、イチゴなどの果物がよいとされ、さらには、サツマイモや玉ネギ、ホウレンソウ、ワインや紅茶なども効果的であるといわれています。